国内の個人投資家にオススメな海外FX業者の選び方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海外FXというとハイレバレッジと多額なボーナスの支給という、国内業者にはない魅力だけが非常にクローズアップされて語られることになります。

たしかにそれは国内でのFX取引では絶対に実現しないものですから、大きなインセンティブではありますが、本当にリアルな売買で証拠金を短期間に増やしていくことを考えるのであれば、より細かい取引要件をチェックして業者選択をしていかなくてはなりません。

国内では、いわゆるIB業者と呼ばれる存在が実に様々な業者を一律に紹介していますが、その中味は取引条件から見るとかなり玉石混交の状態であり、選択する側がしっかりとした視点をもつことが極めて重要になるのです。

ここでは国内の個人投資家が利用して役立つ、海外業者の条件やその選び方についてご紹介していくことにします。

■国内の個人投資家が利用して役立つ業者の数は意外に限られる

1

国内でIB業者やアフィリエーターにより紹介される海外FX業者は、告知者に様々な儲けが絡むことからなんの優劣もなく紹介されていますが、実は国内投資家が取引するのには必ずしも適さない取引要件をもった業者が結構含まれているの実情です。

これは決して劣悪な業者で口座開設して、取引きしたらすぐに資金を凍結されてとんでもないことになるといった極端な話ではありませんが、少なくとも国内から投資をおこなった場合に、必ずしも優位性が発揮されるものではない口座が含まれているということを示しているのです。

■海外FX業者を選ぶための必須要件5つ

海外FX業者を選ぶための必須要件5つ

具体的には、どのような要件が国内投資家にマッチしないのでしょうか。

そのいくつかをあげてみますとつぎのようになります。

1)日本円口座が開設できること

まず日本人投資家が国内から資金を送金して売買し、その利益を国内に戻すのであればやはり円建ての口座が開設できる業者を選択する必要があります。

日本円口座が開設できる海外FX口座

そうでなくても、海外に資金を出してまたその利益を国内に戻すというのは国内だけで取引するのにくらべて余分なコストがかかるわけですから、できるだけこのプロセスで無駄な手間とコストがかからないようにすべきで、とくにFXという一銭二銭といった微妙な単位で利益を争う投資なのに入金や送金のプロセスで多額の資金を失うのはそもそも投資として間尺に合わない行為ともいえるのです。

また、世界全体で200万人とも300万人ともいわれるFX個人投資家の、実に50パーセント以上が日本人投資家により構成されているわけですから、日本人投資家を積極的に取り込もうとする業者なら、海外業者といえども日本円で口座が開設できる準備はすべきものといえます。

確かに日本円口座を開設しますと日本円で入金されてくることになるわけですから、口座管理、売買管理、信託保全すべて日本円でおこなわなくてはならなくなるという煩雑さが伴うことは事実ですが、これがコスト負担になるような海外業者では真剣に日本人を取り込むつもりがないと、意思表示しているのと同じことになりますから、円建て口座開設ができない業者はまず選択を見送るべきです。

2)EU圏のライセンスを少なくとも一つ保有していること

日本人個人投資家が取引できる海外FX業者というのは、本拠地のある国がかなり限られる状況になっています。

ざっと見わたしていても、先進国に所属する業者は存在しません。

これはG7に該当する国が、お互いの国の個人投資家を自国に存在する業者が顧客として取り込まないように相互に取り決めをしているからで、気がつくと米国などの業者は一切日本人投資家の顧客獲得をしませんし、そもそも米国などは自国の業者以外国民は取引してはならない厳しい条件が法制化されているのです。

オーストラリアも同様で数年前までは、オーストラリアを本拠地とする海外FX業者が日本人投資家を相手にしてビジネスをおこなっていましたが、今では完全に政府から禁止されていることから、それまでにつくられた口座はすべて凍結されている状況です。

日本はといいますと、金融庁は海外業者を異常なほど毛嫌いして敵視していますが、法制上海外の業者と取引することを禁止するものがないのが実情で、海外業者で取引することはなんら法律違反にはなっていない状況です。

こうしたことから日本人投資家が取引できるFX業者はキプロスをはじめ、セーシェル、バヌアツ、セントグレナディン、ニュージーランドなどあまりなじみのない国を本拠地としているところが多いのです。

しかしこれにも訳があります。

多くの海外FX業者は典型的なネットビジネスを繰り広げているわけですから、本拠地はできるだけ税金が安く、金融ビジネスライセンスを取得しやすい国ということになるわけです。

実際こうしたところを本拠地としている業者も、リアルなオペレーションは別のところで行っているケースが多く、XMなどはセーシェルを拠点とする法人のサーバーをすべてUKのロンドンシティに設置していますから、名目上の本拠地というのは実はあまり役に立たない情報なのです。

またこうしたTaxヘイブンの国などを本拠地とする業者でも、欧州でビジネスをしているところはEU圏での顧客からの信頼を獲得するために、UKのFCAライセンスを持っていることが多く、こちらも業者判断のひとつの要素となります。

またEUに隣接するキプロスの、CySECのライセンスを取得している業者もかなり安心な存在となるのです。

ニュージーランドなどは、自国民を相手にしないことを条件に登録を認めている業者が殆どですから、ニュージーランドが本拠地でもまったく意味がないのが実情です。

3)NDD業者であること

海外FX業者にとってFXビジネスというのは、国をまたいで取引きのできるもっと効率的なネットビジネスの一つとして理解されていますので、その運営にあたってはサーバーなどの技術的な管理者はいても企業全体としての人員は驚くほど少なくなっています。

とくに実際の売買に関しては顧客からの取引を同じ通貨ペアの売買の相殺を除いてはほとんどカバー先のインターバンクに出して、そこの応分のマージンを載せるだけのかなりシンプルなビジネスをしていますので、本邦の店頭FX業者のように見せかけのスプレッドは狭くても裏側で反対売買をしているのかカバー先に振っているのか、呑みを行っているのかまったく不明といった不透明なビジネスとは相当異なるものとなっています。

これがNDD方式と呼ばれるビジネスモデルで、NDD方式を明確に表明し、カバー先なども公表している業者はある意味では日本の業者よりもよほど透明性が高く安全な存在ともいえるのです。

したがって海外FX業者を選択する場合には、まずNDD方式であることをしっかり確認する必要があります。

海外業者であるにもかかわらず、日本の業者のように原則固定レバレッジを謳っているところはかなり怪しい業者です。

4)取引きスペックが明確にホームページ上に明確に開示されていること

海外業者と国内個人投資家との取引も、国内の店頭FX業者と締結される相対契約の一種と理解すべきです。

この相対契約とは業者の提示する取引条件、価格に基づいて売買することで、リアルなFX売買の価格には準拠しているものの、あくまで業者が提示する価格条件で取引きをせざるを得ません。

したがって口座開設をするにあたっては、あくまで業者の取引条件を確認して取引契約を締結することが重要になるのです。

しかし海外FXの業者は、こうした契約のための多くの情報を正確に網羅して顧客に事前に提示していないことが非常に多いのが実情です。

たとえばどこの国が本拠地かということ一つとっても、まともにホームページ上に開示していない業者は驚くほど多く、取引条件についても、スプレッドやスワップポイント、入出金条件などについては登録してからはじめて詳細が分かることも珍しくありません。

多くの業者のスペック詳細はIB業者が開設しているサイトのサポートでようやく理解できることしばしばですが、やはり業者自身が開示しているホームページ上の情報ですべてが確認できなくては意味はありません。

こうした取引条件情報を、日本語で詳細に顧客に事前に開示する意思のない業者は、やはり取引すべき存在とは言えません。

プロモーショナルな宣伝文句だけが踊るサイトもまったく感心しません。

やはり避けるべき業者といえるでしょう。

5)日本人投資家に適した出金ソリューションと条件が整備されていること

海外FX業者の選定にあたってもうひとつ気を使わなくてはならないのが、出金に関するソリューションと条件が日本人投資家にマッチしたものになっているのかどうかということです。

これまではとにかく利益が出た部分は、海外送金で銀行経由で日本に戻すしかありませんでしたが、2017年にMybitwalletのサービスが始まってからはこの仕組みを使って出金するのが、もっとも安く国内に資金を戻すことができるようになっており、本邦の個人投資家には大変人気の仕組みとなっています。

まず日本人投資家を相手にする業者なら、いち早くこの仕組みを導入していることがまず必須条件となります。

また出金にあたって、月間の回数条件を設定したりして、とにかく出金しにくい仕組みを取り入れているところは絶対に避けるべき存在といえます。

海外からの出金ですから、最低金額が設定されているのは仕方ないものといえますが、回数を制限したり、月一回以上はすべてコストを投資家負担にするようなところも取引はやめるべきです。

金払いのところで、いろいろちょっかいを出してきてもめる業者というのはこれまでの経験から考えてもろくなところがありません。

実はここでは、信託保全については必須事項に入れていません。

というのも海外の場合、信託保全は必ずしも国内におけるものとは異なるものがあるからで、もちろん第三者が預託資金を管理するのは重要なことですが、それが必ずしも全額戻るかどうかは国によって異なるものになっているのです。

とくに欧州圏では、ベイルインと呼ばれる利益者負担の法則が金融機関などにも適用されはじめていますから、とにかく信託保全がされていれば全額利用者に戻ってくると安易に考えるのは危険です。

XMのように個別に保険会社と契約をしているほうが、よほど安心ということもあるので、この言葉だけを鵜呑みにして信用しきるのはじつはかなり危ないものといえるのです。

■自らの必須取引き要件が何なのかを確定してから選択すべき

2

海外FX業者の選択にあたっては、個別業者の提供する取引きスペックを徹底比較するのも結構ですが、上記の5つの条件を踏まえ何を海外FXに求めるのかの要件とそのプライオリティを自ら決めなくてはなりません。

たとえば国内の25倍のレバレッジに比べれば、500倍でも888倍でもかなり大きいという漠然とした理解をされる方が多いと思いますが、投資資金効率はかなり異なるものになります。

XMで最大レバレッジ888倍を利用して100万円の資金で売買を行った場合には、国内のレバレッジ25倍における3500万円に匹敵する投資が可能となります。

しかし500倍の場合には、2000万円の投資に匹敵するわけですから、その効率性は全く異なるものとなるのです。

ただ漠然とハイレバレッジなら儲かりそうというイメージだけで選択するのではなく、獲得したい取引条件が何なのかを最初から明確にして選択していことも重要になります。

ボーナスについての考え方も、沢山もらえればそれにこしたことはないという発想が依然強い状況ですが、海外FX業者も様々な事情からボーナス支給というものがこれまでのように、青天井の状況ではなくなっており、支給業者の一覧を作成してみるとはっきりわかるように、口座開設ボーナスも入金ボーナスも支給する業者数が徐々に減り始めているのが実情です。

ボーナス支給プログラムを重視するのは結構ですが、すでにそれだけが海外FX業者の魅力ではなくなりつつあることもしっかり理解しておくべきではないでしょうか。

レバレッジやボーナス、スプレッド、スワップポイントといった取引スペックで業者をチョイスするという考え方もありますが、まず自分の目指す海外FXの取引でなにがもっとも重要な要件なのかのプライオリティをしっかり考えることも重要なのです。

残念ながら海外FX業者はすべての要件をみたすところは存在していませんから、自らの考える取引きの重要要件にもっとも近いものを選択するという作業が必要になるのです。

■詐欺業者は既に見当たらなくなっているがいかがわしい業者は健在

3

海外FX業者というとと、にかく騙されることを非常に危惧する国内個人投資家が多いようですが、正直なところ口座開設した途端に騙されまくるとといった詐欺業者というのはさすがに姿を消しつつあります。

一度でもそうしたことがあればネット上で広がりますし、むしろそうした詐欺的要素が多いのは仮想通貨のICOのほうにシフトしてしまったのではないかと思われる状況です。

しかし、それでも海外FX業者の中には何をやっているのかと思われる業者が依然混在していることは間違いありません。

とくに海外業者の定番となっている、NDD方式を明確に打ち出さない業者はかなり注意が必要です。

社内にディーリングデスクのような複雑でコストのかかる仕組みを導入するのは、もっぱら日本の店頭FX業者だけですから同様のことを海外業者が行うというのは俄かには信用できません。

ただ、呑み行為に関しては国内業者も少なからずDD方式で行っているわけですから、呑み業者は危ないという話になるとリスクは国内業者にも及ぶことになりなかなか話は微妙です。

ここでご紹介した5つの基本要件を備えている業者はかなり安心して取引できるところと言えますので、それ以外の業者で積極的に取引する必要が本当にあるのかどうかは常に意識しておくことが重要なのではないでしょうか。

私がXMを選んだ理由(オススメする理由)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す